2017.4.3
過敏性腸症候群にお灸をお試しください
最近、過敏性腸症候群という言葉を目にすることが増えたようです。おそらく、まさに今、この過敏性腸症候群で悩んでいるという方もいるのではないかと思います。過敏性腸症候群の症状は、胃や腸には何の問題もないにも関わらず、便秘や下痢を繰り返したり、お腹にガスが溜まったりするものですが、ただ下痢や便秘やガスに苦しむだけでなく、それらの症状が緊張やストレスと関係して発生するケースが多いことから、一層悩みが大きくなってしまうようです。
たとえば、過敏性腸症候群の場合、いつでもトイレに行ける環境であれば下痢も起こらないのに、電車やバスに乗っているとお腹がゴロゴロ鳴り出したり、大事な試験の最中にトイレに行きたくなったりすることがあります。過敏性腸症候群の方の中には、昼食を食べると30分後には下痢をしてしまうというのが習慣になり、午後の仕事に差し支えるので昼食は食べないという過敏性腸症候群の患者さんの話を聞いたこともあります。そんな過敏性腸症候群の治療のために、当院がおすすめしているのがお灸による治療です。
お灸は、日本に伝わりすでに千年以上経つ自然療法で、お灸によって改善する症状は筋肉や関節の痛み、あるいは気管や循環器の疾患の治療にお灸が用いられることもあります。そして、もちろん胃炎や腸炎など消化器系の疾患にもお灸が用いられ、便秘や下痢にも効果があると言われています。
さらに、過敏性腸症候群のようにストレスや過敏な神経の影響による症状であれば、まさにお灸は過敏性腸症候群に適した治療と言えるのではないでしょうか。過敏性腸症候群のために、下痢を抑える薬を飲んだり、サプリメントを試したりするよりも、過敏性腸症候群の場合はお灸をお試しいただければと思います。お灸は身体を温めツボを刺激し、健康的な身体を取り戻すための治療ということになりますが、ストレスの解消やリラックス効果など精神面への効果も高く、過敏性腸症候群の方にはぜひお灸をおすすめいたします。
もし、大切な場面で下痢が起こる、便秘やガスが溜まって下腹部の膨らみに悩んでいるといった過敏性腸症候群でお困りであれば、みつき鍼灸整骨院のお灸治療をお試しください。